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シグマ建設株式会社
ONO一級建築士事務所
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断熱材は、より多くの固定した空気を抱えているものがいいとされています。 セルローズファイバーの元は木質繊維でできており、木質繊維は、一本一本の繊維に空気胞があるため、より多くの空気を抱えることが可能です。そのため断熱性が高く、また隙間のない施工で確実な断熱層が得られます。
木質繊維特有の吸放湿性があり、周囲の温度・湿度に応じて調湿してくれます。 また、ガラス繊維断熱材などに比べ透湿抵抗(湿気を通しにくい度合い〕が高いため、結露防止に効果を発揮します。
木質繊維のやわらかく、軽い素材は、優れた吸音性を持ち、室内のプライベートな音漏れや屋外の騒音などの防音対策に効果的です。
難燃処理により、炎を当てると表面が炭化していくだけで、万が一火災が発生してもこ家族が避難するための延焼を遅らせ、有害ガスの発生もありません。
屋根からのわずかな雨漏りは大丈夫。 撥水処理をしていますので、吸水による断熱性能の低下を防ぎます。
当社で使用しているセルローズファイバーはF☆☆☆☆(フォースターと呼ばれ、☆4つがMAXです。)でありホルムアルデヒド・VOC放散低減型建材として放散がもっとも少ない内装建材です。
(ホルムアルデヒド:接着剤、塗料、防腐剤などの成分で建材に広く用いられる。しかし、使用後空気中に放出される事があり、低濃度でも人体に悪影響を及ぼすシックハウス症候群の原因物質の一つ。ちなみにホルマリンはホルムアルデヒドの水溶液。)
(VOC:揮発性有機化合物:常温常圧で大気中に容易に発散する有機化学物質のこと。トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼン・エチルベンゼン・スチレン・テトラテカンなど大気中に発散されると、物質にもよるがめまい・頭痛・鼻炎などのシックハウス症候の原因物質。)
木質繊維のため白アリやカビの発生を心配されますが、ホウ素系薬品により特殊処理をしていますので、シロアリが住みついたり、アレルギーやアトピーの原因とも言われるカビの生育を防止する効果があります。
木質繊維とホウ素系薬品などの添加薬品は、人体への蓄積や残留がありません。また安全性に厳しいドイツやアメリカの安全基準をクリアしています。またアメリカの場合、断熱材種別シェアで35%も使用されています。 ちなみに古紙再利用により、グリーンマーク・エコマークの指定を受けています。
製品を製造する過程に当たっての有限資源消費率。
例えば、ビニール。石油という資源を消費し、製造段階で火を使い、煙を出す事で環境を悪化すると1次製造エネルギーは大となる。
セルローズファイバーは主に古新聞でできており、他の断熱材と比べ例えリサイクルだとしても遥かに製造する上で生じるエネルギー消費量が少ない。また断熱性の面でも、木質繊維のため高く、住むに当たり外への熱の放出量が減り、冷暖房の使用が減るため、電気消費量を抑えられる。これらのことから、地球にやさしい断熱材なのだ。
※スーパージェットファイバー/吹き込み工法に適します。試験方法はJIS A 9523による。